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シャオミ製スマホで緊急番号へ発信できない場合があり まずは回避策の確認を

 

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シャオミ製スマホで緊急番号へ発信できない場合があり まずは回避策の確認を
 

昨年あたりからこういう話題を聞いていたが、まさか自分が使うスマホにやってくるとは。
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問題の内容

シャオミが1月末にWEBで公表している。

シャオミ 緊急番号 発信不可

シャオミ 緊急番号 発信不可 出典:シャオミ

ここに書かれているのは、特定の利用条件により警察(110)、消防・救急(119)などの緊急番号に発信できない場合があるとのこと。

書かれている内容を確認する。

発生条件

下記条件の場合にこの問題が発生して緊急番号に発信できない場合がある。

  1. 音声通話可能なSIM2枚でデュアルSIM機能を利用
  2. 「通話のデフォルト」を「毎回確認」に設定
  3. 緊急通報の直前の発信もしくは着信が、SIM2で行われている

この3条件を満たすときに110などへの発信ができないようだ。
ただ、条件自体が通常しないと思える。例えば通話のデフォルトを毎回確認するという事は使う電話番号を使い分けたい場合だ。例えば1枚は個人用でもう1枚は会社用。
最近の会社携帯はSIMカードだけ提供、なんてことは聞いたことがない。通常は別のスマホを用意してそこで使う。むしろSIMカードを抜きだしてそれを個人用スマホに入れることが会社に知られたら禁止を言い渡されると思える。

なお、通話のデフォルトは設定からSIKMカードとモバイルネットワークの設定に進み、下図の赤縁部分をタップして選択している状態だ。自分の場合はpovo 2.0で24時間通話定額を設定しているので、SIM2で通話する必要性がない。

シャオミスマホ 通話選択設定

シャオミスマホ 通話選択設定

対象機種

下記機種が上記条件で発生する場合がある。

  • Redmi Note 9S
  • Redmi Note 10 Pro
  • Mi Note 10 Lite
  • Mi Note 10/Mi Note 10 Pro
  • Mi 11 Lite 5G
  • Xiaomi 11T
  • Xiaomi 11T Pro

なんと自分が持つシャオミの2機種とも対象だ。

恒久対策

ファームウェアが更新されて提供される予定。1か月程度で出てくると期待したいが。。。

回避方法

WEBで公開されている方法を書くと、下記のどちらか。

  • 電話番号の冒頭に186をつけて発信する
  • 「通話のデフォルト」を「毎回確認」から「SIM1」または「SIM2」に変更

原因の推定

外国企業が作るスマホなので国内の事情が漏れてリリースされることは今までも多々ある。
迅速に修正されることを望む以外はない。

回避方法から考えるに、186,つまり発信番号を付与した発信をすることで回避できるので発信者番号を相手に通知しないことで、緊急番号を受ける側が拒否しているように思える。
186は184の反対の用途に使われるものだ。184は自分の電話番号を通知しない発信にする。非通知番号と表示される着信だ。
もしかしたら日本国内の法律では、設定で常時非通知にしていても緊急番号の場合はそれを無視して番号を通知するようにしているのかもしれない。そのあたりの事情を理解しきれていない外国企業がSIM2の発信でこのルールを逸脱するソフトの仕様にしてしまった。そういうところかな。

取り合えずは発進時に使うSIMを固定にしておけば回避できるものなので、設定していない人はすぐ設定を。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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