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止まらない円安 ついにアップルのApp Storeも値上げ

 

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止まらない円安 ついにアップルのApp Storeも値上げ
 

テレビのニュースでもやっていたのでご存じの方が多いと思うが、アップルのApp Storeのアプリ価格が値上げになる。
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アップルの発表

アップルによれば、10月5日から日本をはじめとする国々のApp Storeでのアプリとアプリ内課金の価格が値上げになる。

アップル App Store 料金値上げ

アップル App Store 料金値上げ 出典:アップル 以下同じ

日本だけでなく地理、エジプト、マレーシア、パキスタン、ポーランド、韓国、スウェーデン、ベトナム、ユーロ圏も対象だ。
対象になっていないのは、US含む南北米とインド、中東、オーストラリア、アフリカかな。

値上げ幅

これも先のページのリンクにあるリストだが、一番安い料金が120円から160円になる。最高価格は15,000円から19,800円になる。
およそ、1.3倍というところだろうか。

アップル App Store 料金値上げ

アップル App Store 料金値上げ

iPhoneが発売された2007年は$1=117円くらい。それが今年は140円になっている。およそ1.2倍だ。
US内で$1の価値を持つアプリがあったとして、2007年は日本でそれを買うと、120/117=$1.03だった。
それが今年の相場では、120/140=$0.85になる。つまりUSの開発者は同じアプリから得られる収益を円安相場では期待した額よりも安くなってしまう。

iPhoneが発売されてから最も円高だったのは2011年の$1=80円だったが、このときなら120/80=$1.5だったので、期待以上の収益になっていた計算になる。
為替相場は一定ではないので、過去のプラスの貯蓄を吐き出して最近のマイナス分を補っていたのかもしれないが、それも限界ということだろう。
ドル高によってアップルあるいは開発者が損をしているということのようだ。

今後の予想

アップルは値上げの理由を述べていないが、進みすぎたドル高によりアプリ開発者の収益を守ることが真相だろう。
では、ドル安になったら元の価格に下げるのか?

答えはNOだろう。
価格は下方硬直性といって一度値上げした価格は簡単には値下げしない。
企業が存在感を出すために、あえて値下げすることはあっても、黙っていても買ってもらえる商品ではまずしない。

適度なインフレは資本主義経済では適切な成長をもたらすが、今のインフレはスタグフレーションになっているようだ。
USが1980年代に苦しんだスタグフレーションが全世界にやってきている。世界的な不景気がやってくるのかなぁ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

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