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Windows11が初のメジャーアップデート 22H2がGA

 

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Windows11が初のメジャーアップデート 22H2がGA
 

Windows11の初のメジャーアップデートである22H2がGAした。
Windows10/11についてのまとめはこちら。

このPCの記事もチェック!
  

Windows11 22H2の概要

前回はリリースチャンネルに投入されたことを書いた。

マイクロソフトのブログでGAが発表された
正式名は、Windows 11 2022 Update となった。

Windows11 2022 Update

Windows11 2022 Update 出典:マイクロソフトブログ 以下同じ

Windows10と異なり、Windows11は年1回のアップデートとすることだ。
その内容をかいつまんで示す。

4つの注力ポイント

今回の22H2における注力ポイントは下記の通りだ。

  1. すべての人に、PCを使いやすく、安全にする
  2. 人々の生産性を上げる支援
  3. Windowsを通信、創造、遊びに最適な場所にする
  4. 仕事にセキュリティ、管理、柔軟性を加える

順に見ていこう。

1,すべての人に、PCを使いやすく、安全にする

機能面の追加

下記の改良がされる。

  • スタートメニューの改良
  • 速く正確な検索
  • 素早い設定
  • ウィジットボードにおけるイベントカバレッジの改良
  • エクスプローラにおけるタブ(10月リリース)

アクセシビリティ機能

5人に1人の人がアクセシビリティ機能で恩恵を受けている。今回のリリースでもいくつかの機能がある。

  • システム全体におけるライブキャプション
    あらゆるオーディオから自動的に字幕を生成する。
    これまではTeam内でできただけかな。
  • 音声によるアクセス(USにおける英語のみ提供)
    あなたの声で、PCを制御したりテキストを起こすことができる。
  • 自然な音声ナレーション
    自然な発声に近い音声合成
    読むための助けやWEBをブラウズする支援になる。

セキュリティ機能

セキュリティ面では大きく改良される。Smart App controlが加わる。
この機能を使うには、クリーンインストールする必要があることに注意。

2.人々の生産性を上げる支援

ウインドウ操作が面倒と思ったことがあるだろう。自分も何度もある。これに対するマイクロソフトの答えだ。

  • ウインドウのレイアウトを支援する、Snap Layout。
    現状はWindowsキーとカーソルキーの同時押下で、画面の左右半分あるいは1/4に整列できたが、このレイアウトパターンが増える。
    Power Toysに入れられているFancy Zonesの簡易版というところだろうか。

    Windows11 Snap Layout

    Windows11 Snap Layout

    右上の部分を拡大したものが下図。このように画面のレイアウトを選択して、それに従ったウインドウの配置ができる。
    画面サイズが大きなディスプレイを使うと、この機能は重要だ。

    Windows11 Snap Layout

    Windows11 Snap Layout

    なお。タッチ操作やEdgeとも連携する。具体的には不明だ。

  • 性能とバッテリの最適化
  • Focus sessionとDo Not Disturb(DND)
    新しいセッション(ウインドウ操作と置き換えてよいか)を始めたときに、WindowsはDNDモードを有効にする。
    DNDモードでは、通知をサイレントモードにして、タスクバーのバッジ表示をオフにする。またタスクバー内のアプリの通知をオフにする。
    さらに集中モードであるためなのだろう、一定間隔で休憩をとるためのアラームを時計アプリで起動する。

3.Windowsを通信、創造、遊びに最適な場所にする

Windowsスタジオエフェクト

この機能では、ビデオあるいは音声の通話を改良することができる。

  • AIによる新しいWindows スタジオカメラと音声のエフェクトにより、電話における映像とお音声の改良がされる。
  • 音声のフィルタリングにより、背景のノイズをフィルタリングし、聞きやすくする。
  • 背景のぼかし機能もある。Teamsでできなかったっけ?
  • 通話相手とのアイコンタクトができるようになり、自動フレーミングによりあなたが動いてもカメラが追従する。
    この機能はMacやiPadではできていたものなので、やっと追いついたというところか。

ClipChamp

ビデオ編集ソフト。容易に編集できるものとして提供される。
Macでも同様のいいソフトがあると聞いているが、Windowsはなかったので簡易版としてもいいだろう。

ゲーム

ゲームも改良がある。レイテンシの改善と、全画面でなくウインドウ内のゲームに対して自動HDRとVRR(Valiable Refresh Rate)を利用できるようになる。
Xbox appを通したゲームパスでは、多くの高品質のゲームを利用できる。

また、Amazon Appstoreを通した2万を超えるAndroidゲームを利用できる。これはすでに現行Windows11でもプレビューとして利用可能だ。

4.仕事にセキュリティ、管理、柔軟性を加える

PCは仕事に欠かせないツールであるが、たくさんのPCの管理をセキュアに容易にすることが必要だ。このため新たなツールが用意された。

Microsoft Defender SmartScreen

ユーザが悪意のあるアプリを使ったり、危険なWEBサイトを訪れると、警報を鳴らす。

Windows Helloへのプレゼンスセンサー導入

ビジネス用のWindows Helloにはオプションでプレゼンスセンサー対応機能が加わる。これはPCの前からユーザがいなくなったことを検出して、PCをロックしたり、PCの前に来たことを検出してログインする。
従来はWindows Helloはログイン時だけだった。離席時に自動でロックしてくれると、喫茶店での作業のような公共の場でのセキュリティを守れそうだ。

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Smart App Control

こちらは個人ユーザやSMB向けだ。新しいPCやクリーンインストールをしたPCで利用できる。
このアプリは、信頼できない、あるいは署名されていないアプリ、スクリプト、マクロなどを実行できないようブロックする。
これにより、従業員は使いたいツールを使える一方で、あなたの組織は守られているので大船に乗った気持ちでいられる。
AIを使っており、アプリの実行前その安全性を予見することができる。MDMを使っていない組織では有効なソリューションになる。
クリーンインストールが必要なので簡単に導入することが難しいが、あれば助かる機能なので導入したい。

まとめ

Windows10も最後の数年は新しい機能がなく、淡々とセキュリティ対策という感じであった。
Windows11では初の大型アップデートではあるが、当初から目的であったセキュアな利用に対する回答をしている。
この点を見てもWindows10から乗り換える意味はありそうだ。

いつまで無償アップデートができるかいまだ不明だが、アップデート可能なPCは早めに更新したほうが良いだろう。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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