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約1年前に3TBを8TBに交換して32TBの容量のNASにグレードアップした自作NASのNAS4Free。今はXigmaNASという名前になっている。
いつものようにバックアップファイルをコピーしていたら、エラーになった話。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。
前回の話はこちら。
8TB のWD80EAZZを5本買ってやっとRAID-Zのプールにできたのが約1年前。以後は一度もフルになることなく、せっせと自作PCのデータをコピーしてバックアップに使っている。
当時は自作PCは7代目のJisaku7までだったが、夏にJisaku8を作った。以後のメインPCはJisaku8なのだが、Jisaku7もまだ使うことがあるので最低限のものだけバックアップを取っている。このため、まあまあ容量は使っているはずだ。
毎週同じファイルのデータをバックアップしているが、バックアップソフトのおかげで差分と取っている。それでも毎週差分が溜まれば結構な量になるので時々以前のバックアップは減らして容量を節約している。
現在のNAS4FreeはZFSでRAID-Zを作っているものの、重複排除は性能面で問題があったので採用せずgzipで適度に圧縮するだけとしている。
そういう設定で毎週バックアップを取って、Jisaku8のローカルHDDからNAS4Freeに2.5GbEの有線LAN接続でコピーしている。起きるかもしれないPCのクラッシュに備えて。
そういえば、PCのクラッシュはしていないが、あるExcelファイルがクラッシュを連発するようになったため、かなり前のバックアップから復元した。バックアップが役立ったのは久々だ。
いつものように週末だけ電源を入れてファイルを直接コピーと、EaseUS ToDo Backupでまとめたファイルをコピーしている。
直接コピーはアーカイブ用途で世代管理しない。EseUSのバックアップソフトでとったものは世代管理できるので、年初からおいている。(上述のようにたまに間引きしている)
ある日、いつものようにバックアップしたファイルをNASにコピーしていた。あと1ファイルというところで見てみると、コピー速度が0になっていた。HDDのアクセスランプは消灯している。
あれ、また壊れたのか?
管理コンソールを見たら、やっぱり。RAID-ZがDEGRADEDあるいはFAILEDになっていた。久々だ。
どうもada2のドライブが壊れたらしく、FAULTになっている。
DEGRADED状態なら読み込みは可能、書き込みは仕様によるが書き込めないわけではない。ただしパリティがないので、書き込み後にエラーになると訂正ができない。したがって早急にドライブ交換が必要だ。
電源を切って再度起動し、再度コピーしようとしたが、最初からDEGRADED状態を表示。こりゃ直すしかない。
8TBはWDのBlueラインのものだ。8TBでも安いほうなのだが、昨今の円安によるものなのか物価高なのか、出始めのときより高くなっている。最近は17,000円前後だ。
そういえば1台だけ予備を持っていたっけ。これを使ったら次の予備を買わないとなぁ。
年末やお正月セールで安くなったりしないのかな。1年でHDD故障だなんてひどいな。
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なんて思いを巡らしているときに、ふと思い出した。前回の記事だ。
まずは故障と出ていたHDDのSMART情報を見てみる。
HDDに問題があるときは大体5、194、197あたりが異常値になる。
それ以外の問題では199が0ではない値になることがある。
おかしなことに異常値になっていない。
前回と同じくSATAケーブル周りなのかな?
電源を切って、問題となったHDDのSATAケーブルのコネクタをぐりぐりと押し込んだ。
電源を入れて起動すると、あれ、ONLINE表示だ。
今回も接触不良なのかな。あるいはSATAケーブルが不良品なのか。次回発生したらSATAケーブルを交換しよう。
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