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Thunderboltの脆弱性が発覚 使用している人はすぐ確認を

 

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Thunderboltの脆弱性が発覚 使用している人はすぐ確認を

40Gbpsという現時点ではLAN以外では一番速い
プロトコルのThunderbolt3に脆弱性が見つかった。

脆弱性の内容

たったの5分で攻撃者がシステムを乗っ取ってしまえるようだ。
Thunderspyと名前が付けられた。

Thunderboltは認証された機器同士しかつながらない仕様になっているが、
この認証情報を盗み出してクローンを作ってしまうようだ。
認証を乗っ取ってしまうので対策をするアップデートなども拒否して回避する
こともできるらしい。厄介な脆弱性だ。

2011年以降に出荷されたThunderboltをもつすべての機器が対象になる。
2011年というとわが家ではIvybridge世代のJisaku5とSkylake世代のJisaku6が対象だ。
Jiskau5は初代Thuderboltを搭載している。しかしminiDPの使い方しかしていないが。

Jisaku6の方はUSB-Cに統合されたThunderbolt3を搭載している。ストレージのテストをUSB3.1 Gen2として
やったことはあるが、Thunderboltは高価なのでまだ購入していない。主にディスプレイとして使うだけ。

残念ながらこの脆弱性はソフトウェアでは対策できず、チップの再設計が必要になる。

影響の調査

脆弱性を発見した人がシステムの確認ツールを作ってくれている。

ここからWindows/Linux用にダウンロードしたソフトを実行する。

thunderspy1

thunderspy1

判定処理を実行するにあたって、コネクタのマークを先に選ぶ。
Jisaku6で操作しているのでThunderbolt3だから上だな。

Jisaku6バックパネル

Jisaku6バックパネル

ケーブルや機器をつないでいないので、アイドル状態だそうだ。ならば一安心かな。

thunderspy2

thunderspy2

今後の展開

実際にThunderboltの機器はあまり普及していない。
しかし今後は普及が見込まれている。

Thunderbolt3は最新チップセットのZ490に統合され、搭載されるPCが今後増える。

またThunderbolt3はUSB4としてリリースされる。今後はAMDのCPU製品でも普及するだろう。

注目される製品はこうして脆弱性が暴かれていく。いたちごっこが繰り返される。
完全に脆弱性をなくすことは困難だ。コストと安全を天秤にして決めていくしかない。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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