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Thunderbolt4の登場

 

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Thunderbolt4の登場

インテルが高速インタフェースのThunderboltのバージョン4を発表した。

Thunderboltとは

Ivybridge世代のCore i7-3770Kで作った自作PCであるJisaku5ではGIGABYTEのマザーボードを選択した。
当時最新の技術だったThunderboltがついていたからだ。

作ったのは2013年で当時書いた記事には要件をこう書いていた。

SSD、Thunderboltなど、今後5年くらいで主流になりそうな機能、コネクタを持つこと。

これをもとにJisaku5では初めてSSDを搭載し、Thunderboltも使えるようにマザーボードを選択した。
GIGABYTEのZ77X-UP5THだ。

Z77X-UP5TH

Z77X-UP5TH

当時のThunderboltのインタフェースはmini displayportと同じであり、10Gbpsの高速転送が可能だ。
そこからケーブルをHDMIに変換することで外部ディスプレイを増設することができた。
当時から仕様にディスプレイ対応があり、1コネクタ(チャネル)につき2台まで接続できる。
またThunderboltは往年のSCSIのようにデイジーチェーンで連結することができ、USBのようにハブを
買うこともなくシンプルに拡張することが可能だ。

当時も今もそうだが、Thunderboltはまだまだ普及していないので、周辺機器は非常に高い。
このため、結局外部ディスプレイ端子としてしか使ってきていない。

Thunderbolt3

時は流れ自作PCを更新してJisaku6を作った時も、Thunderbolt3に対応したGIGABYTEのマザーボードを選択した。
こちらでも外部ディスプレイとして考えていた。このためZ170X-UD5THを選んで、3画面同時表示を実現した。

こちらでも周辺機器は高く、速いストレージを試したい気持ちに反して用意ができていない。
40GbpsのThunderbolt3を全力でストレージに使えたら、さぞ速いだろう。
昨今普及しつつある10GbpsのLANの4倍の速さだ。夢のような速さでバックアップが終わるだろう。

Jisaku6バックパネル

Jisaku6バックパネル

Thunderbolt4の仕様

Thunderbolt3同様にUSB Type-Cの形状。
今年リリース予定の第11世代?CPUのTiger Lakeに実装される。他に単体のコントローラも提供される。

転送速度はThunderbolt3の40Gbpsと同じだが、下記制約が緩和され使いやすくなっている。

  • 4K出力が2基に増加
  • 8K出力に対応
  • ストレージのデータ転送が最大3GB/sまで向上
  • 非アクティブの2mケーブルでも40Gbpsで利用可能。(Thunderbolt3ではアクティブケーブルの場合は可能)将来は接続可能距離を5~50mまで延長させる。
  • ハブを使って並列にデバイスを接続可能。(従来はデイジーチェーンのみ)

CPUにビルトインされれば台数が増えて安くなる。将来はUSBでの外付けHDDの代わりにThunderboltで
つなぐHDDが主流になるのではないか。不安点としてはインテルCPUに限定されて使えるような
制約ができてしまわないかという点だ。
USBのようにすべてのベンダが参加する共通仕様になれる可能性を持つThunderbolt。今後が楽しみだ。

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著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 

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