【Xperia】Xperia1 VIIが発表　ロングサポート、カメラ性能向上、AI対応

   

ソニーからXperia1 VIの後継であるXperia1 VIIが予想通り発表された。
前回はいろいろ変わっていたが、今回はOSのロングサポート、カメラ性能の向上、AI対応がポイント。
ソニー製スマホのまとめはこちら。

  

この記事のポイント

 

新機種の発表

発表会のアナウンスがあって、予想通りMark 7が発表された。

発表会はオンラインで開催された。アーカイブはここにある。

なお、製品を紹介するビデオも置かれている。ご参考まで。

Xperia 1 VII

予想通りのネーミング、Xperia1 VII(mark 7)だ。
では外観、特徴を見ていこう。

SoC

最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載。順当だ。

カメラ性能

Xperia 1 VIIから超広角カメラ用センサを約2倍の広さに変えている。その効果は光量が少ない夜景で発揮する。

プロのカメラマンの作品ではあるが、こんなにきれいに撮影できる能力があるのって素晴らしい。

カメラは３つで、マクロもある。

ポートレートは今まで通り得意だ。瞳AFもある。

AI機能

AI機能により被写体を常に真ん中に持ってくるオートフレーミング。これならスマホ画面を見続けることなく、実際の光景を見ながら撮影できる。

OSサポート

今までのAndroid機の問題はOSサポートが短いことだった。２年程度で更新されなくなるので、iPhoneと比べて機能がない、セキュリティが不安という問題があった。
ここ最近のAndroid機はOSのサポート期間を長くしている。バッテリの持ちから3年程度あれば足りるが、使い方によっては4年使えるので、それに十分な保証をしてくれるようになった。
製造メーカにとっては余計なコストがかかることであるが、そこまで差別化要因がなくなってきたのだろうか。

その他

バッテリは2日持つという。容量は多いというほどではないので、省電力な設計なのだろう。

仕様

仕様をまとめた図がある。

現状わかっている点について、Mark6と比較してみる

Xperia 1 VIはドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリーで6月発売。

旧機種からの乗り換えのための比較

初代Xperia1からの機種との比較ができるページがある。自分の持つXZ3はその前なので比較してもらえないが、大きな差があるので買い替えろということか。

感想

Xperia 1シリーズは一貫して大きな画面、ハイエンドのSoCだ。Xperia5がなくなって、これとミッドレンジのXperia 10シリーズしかない。シャオミの攻勢を見ているとソニーが事業継続で困っているのだろうと思える。

先代から独自の画面解像度を捨てて、他社と同様になった。これで売り上げが伸びたという話は聞かないが、カメラ、AIサポートの撮影、OSサポートの延長とXperiaを買いたい人にとって悪くない改良が今回はあった。
今後はより廉価なものが出せれば、もう少しシェアも伸びるのかなぁ、と思う。