【Xperia】新製品　Xperia5 Vが発表 IVとの差は何か？

   

予告された新製品発表会で、ソニーからXperia5 IVの後継であるXperia5 Vが発表された。
新製品で改良された機能は何かを読んでいく。
ソニー製スマホのまとめはこちら。

  

この記事のポイント

 

新機種の発表

発表会のアナウンスがあって、予想通りXperia5 Mark 5が発表された。

発表会の様子はアーカイブで閲覧できる。

特徴

書き並べていくと以下のとおりだ。

• SoCに最新のSnapdragon8 Gen2搭載
• 熱拡散シートを増やし、冷却対策を実施
• 新しいExmor T for mobileイメージセンサーを搭載。センササイズは1.7倍
• カメラレンズは」2つに減ったが、工夫により3つ搭載相当の写真撮影が可能
• スピーカの改良で音が良くなった
• Vlog作成のアプリ搭載

外観

では外観、特徴を見ていこう。

色は3つ。ブラック、プラチナシルバー、ブルーだ。

カメラ

カメラレンズは2眼。16mmの超広角、24mmの広角になる。5IVはほかに望遠を持っていたが価格低減のためか削減されている。需要が少なかったのかもしれない。

ボケ効果は健在だ。一眼カメラが不要になるくらいの出来だ。

センサを改良しており、大きさは1.7倍になっている。それだけ光を集めることができるので、夜景撮影に効果がある。
またセンサの構造を変えたそうなので、これも画質に貢献しているようだ。

撮影の色味を選択できるようだ。

Vlog作成アプリ

動画を撮影してYouTubeにアップロードするユーザは増えた。手軽にVlogを作れるアプリが重宝され、ソニーは重視しているようだ。
今回はVlogを手軽に作成できるアプリ、Video Creatorがインストールされている。
撮影した動画を選択して音に合わせた動画に仕上げてくれる。とても楽だ。

バッテリ性能

Xperia 5 IVと同じバッテリ容量だ。ソニーは1日のバッテリ使用量を絞り込んで、帰宅したときに50％が残る設計としている。
もちろん劣化によってこの残量は徐々に減っていくのだが、以前のソニー製品はバッテリの減り方が激しく、3G世代の初期のころは予備のバッテリを持ち歩いたくらいだ。その当時から考えたら（って10年位前だが）大きな進歩だ。

また放熱設計を改良している。持ち歩いたスマホが発熱により再起動することもある。そういう声が多いのか、放熱シートを増やしたようだ。
また、いたわり充電とし3年後も劣化しにくい充電をしてくれる。リチウムイオン電池は100％充電でなく90%くらいで止めておくとよいといわれる。このためいたわり充電では、90%程度で充電を止めるようだ。

仕様比較

発売済みのXperia5 Vと１世代前のXperia5 IVを比較する。
仕様はSIMフリーモデルで比較している。

冷帯電話のバンドなど一部不明な仕様がある。

Xperia 5Vは買いか？

今回も特にカメラ、サウンドに特化したハイエンドスマホが登場した。しかも手軽にVlog作成ができるアプリを搭載し、初心者にも使えるスマホとアピールしている。
カメラセンサ、放熱設計、スピーカの改良を行っているので、Xperia5 IVよりもいい使い勝手ができそうだ。
今からXperiaのハイエンド機種を買おうと思っている人には買いだろう。Xperia 1Vよりは安い。

今回の発表後に町の量販店で話を聞いたが、Xperia 5IVが9,800円で売っているという話はごく一部の店なのか、MNPとしても普通に10万円超の価格を提示された。
Xperiaはずっと使ってきたのでほしい機種ではあるが、10万円では買えないなぁ。
といって、SoCが落ちるXperia 10Vでは満足できない。中間が欲しいところ。