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ZPoolの再構築をして、認識しないドライブを使えるようにした話。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。
バックアップしたので安心して解体する。
まず、データセットを削除する。
いくつかできなかったので、sshで入って、手動で削除した。
ログを見ればどういうコマンドを入力して削除すればよいかわかる。
これでやっとプールの削除ができる。これはGUIからできた。
解放された物理ドライブはまだ仮想ドライブとして紐付いているので、
仮想ドライブメニューに表示される。
念の為再起動して確認すると、期待通り故障により交換したドライブを正しく認識している。
これで3TBドライブでプールを再構築できる。
GUIからプールの作成を選択する。
ちなみに物理からPCがマウントするボリュームまでは、物理ドライブ、
仮想ドライブ、プール、データセット=ボリュームと言う階層になっている。
プールは仮想ドライブ5台でRAID-Zで作る。
1台がパリティのRAID5相当。
このため容量は、2.7×4=10.8TBになる。
注意点はマウントポイントの指定ぐらいか。
できたら、あとは個別のデータセットを作る。
データセットは、gzip圧縮のレベル、重複排除の有無、容量の上限、
アクセスできるアカウント設定というように、カスタマイズできる。
バックアップとアーカイブの両方の機能を持たせているNAS4Freeでは、
バックアップはgzip圧縮を高めに、アーカイブは逆に低めにしている。
使いみちによって変えている。
EaseUS ToDo Backupでつくるバックアップファイルはgzip9でつくるbackupにコピーし、
自作メインPCのJisaku6のファイルをそのままコピーしているアーカイブは、
gzip4程度のデータセットに格納する。
近日4TBのHDD 5台でプールを作成したら、こちらは古いバックアップファイルを
保存するので再び重複排除にしようと思う。
SATAケーブルを繋ぐポートが1台除いて拡張カードにあるので、もともと速度を期待できない。
ならば、速度を期待できない重複排除にしてもいいかなと。
このシステムでの重複排除が遅い問題はキャッシュ用SSDがないためと考えている。
CPUが追いつかないのだ。
だから、書き込む際の遅さは(もとから遅いので)気にならないはず。
データセットができたら、コンソールでlsコマンドて見るとディレクトリができているとわかる。
最後にCIFSサービスで公開するよう設定する。
これでPCからアクセスできるボリュームができた。
SAMBAによるネットワークドライブのできあがり。
バックアップの結果を十分見なかったため、一部のファイルが異常に小さい。
はあ。失敗したものがある。
まあ、古すぎるバックアップファイルが何に使えるか、なので気にせずに行こう。
気を取り直して、書き戻す。
暫定の4TB4台のプールに置いたバックアップファイルから、書き戻す。
多分2日かかるだろう。
一方でJisaku6のバックアップファイルは、EaseUSの高速化のため、
いくらかはローカルにおいている。
バックアップが失敗で消えてしまったので、あるものだけ書き戻す。
もっと古いものは、ReadyNAS、更に古いものはUSB接続のストレージに格納している。
古すぎるので、ファイルを探したいと思うことは限りなくないと思うが。
手間はかかったが3TBで構成するRAIDZをバックアップから再構築した。
バックアップ出来ていなかったものは年末にとってUSB外付けドライブに退避したファイルから戻した。
これでベースラインができたので、毎週のバックアップができる。
仮に作った4TBドライブで構成する4台のRAIDZ。
こっちのプールを一旦解体するので、取ったバックアップをどこかに退避する。
これはもう、念のためでしかない。
まず、全部で10TBくらいあるので、そのままおける場所は自宅にはない。
一番大きいファイルが4TB。
これさえもそのまま置く場所がない。ううむ。
仕方ないので100GB単位で分割した。
FreeBSD上でもsplitコマンドが使える。
分割して、方々に置く。
でも2TBくらい足りない。ううむ。
こうなると、色々な手を考えるしかない。
USBメモリ、は容量が足りない。
PCは、Jisaku5が解体された状態のままなので容量の少ないノートPCしかない。
あとは。。。NASだ。
ReadyNASもUSB外付けも残量が少ないので無理だが、そういえば最近使ってないものがあった。
RockDiskだ。
続く。
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