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22時になり、販売を開始。
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インテルから次世代CPUの第13世代Coreシリーズの発売がアナウンスされているが、同時に発売されるZ790のマザーボードをASRock,MSI,ASUS,GIGABYTEが発表している。
PC、周辺機器についてのまとめはこちら。
第13世代Core用に設計されたハイエンドのチップセットで、前世代のZ690と比べてPCI/e4.0へのシフトを明確にしたチップセットだ。
Z690とピンは互換性があり、LGA1700を採用している。BIOSのアップデートをすればZ690のマザーボードでも利用できる。
では各社のフラッグシップ商品を中心に見ていこう。
Steel Legendでユーザが増えたASRockは今回もハイエンドのTaichiとミッドレンジのSteel Legendを発表している。E-ATXからmITXまで全12機種だ。
まずはTaichi。 Taichiは2つあって、Ryzen用にも出ているTaichi Carraraを紹介する。
主要な特徴は下記の通りだ。
電源の強化はハイエンドの特徴だろう。ニチコン製コンデンサの使用を唱っている。
PCI/e5.0が2つあり、最新のグラボに備える。
一方でストレージもPCI/e 5.0 のM.2.が1つ、PCI/e 4.0 が4つ。さらにSATAが8つもある。M.2.とSATAは排他かもしれないが、8つもストレージをつなげるなんて、ストレージサーバにぴったりだ。
ネットワークは2.5Gbpsの有線LANだけでなく、1Gbpsも用意。無線LANもある。USBはThunderbolt4でもある。
USBで出力する場合は最大8Kの解像度が可能。
続いてSteel Legend。Taichiは高すぎる人にはこちらがいいだろう。
主要な特徴は下記の通りだ。
こちらもニチコン製コンデンサの使用を唱っている。
PCI/e5.0で最新のグラボに備える。
こちらもストレージにはPCI/e 5.0 のM.2.が1つ、PCI/e 4.0 が4つ。さらにSATAが8つもある。M.2.とSATAは排他かもしれないが、8つもストレージをつなげるなんて、ストレージサーバにぴったりだ。
ネットワークは2.5Gbpsの有線LANだけでなく無線LANもある。
グラフィックはHDMIとDPだけでなく、eDPもある。
eDPを使ってユニークな機能がある。ケース側面にディスプレイを表示できるそうだ。
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他社もそうだが、MSIもメモリ規格の切り替え期であることを配慮して、DDR4を使えるマザーボードを発表している。既存の自作PCを置き換える人には流用できるパーツが増えるのでありがたい一方で、本来のスピードは享受できないことに注意。
MSIは14機種を発表しているが、そこからMEG Z790 ACEを紹介する。
主要な特徴は下記の通りだ。
DDR5の周波数が7600と高い。
別チップ搭載でThunderbolt4を提供している。USBでグラフィック出力する場合は最大8Kの解像度が可能。
2.5Gbpsの有線LANを2つ搭載している。チーミングで実質5Gbpsにすることも可能だろう。
老舗のASUSは、最近はROGシリーズでゲーミングに注力する。
ここから2つ紹介する。
1つ目はROG MAXIMUS Z790 EXTREME。
主要な特徴は下記の通りだ。
先ほどのMSI同様に、DDR5の周波数が7800と高い。別チップ搭載でThunderbolt4を提供している。USBでグラフィック出力する場合は最大8Kの解像度が可能。
2.5Gbpsと10Gbpsの有線LANを搭載している。2.5Gbpsの次は5Gbpsか10Gbps だろうから、先々を考えるといい選択になりそうだ。
MSIもそうだが、拡張スロットが極端に少ないのは、グラボ以外に使う用途がなく、ほとんどはUSBで足りるからだろうか。
もう1つはROG MAXIMUS Z790 HERO。
主要な特徴は下記の通りだ。
ROG MAXIMUS Z790 EXTREMEから10Gbpsを削除したものといえる。
以前の自作PCでよく使ったGIGABYTEは先進の技術をと入り入れて提供していくれていた。USB3の時もThunderbolt2の時もそうだった。
最近はAORUSブランドでゲーミングに注力している。
ここではZ790 AORUS MASTER ver 1.0を見る。
主要な特徴は下記の通りだ。
メモリはここで紹介する最大の8,000!DDR4の倍以上だ。どのくらい速くなるのだろう。
このモデルはThunderbolt4を搭載していないようなので、グラフィック出力はDPしかない。今時1画面だけも少ないと思うので謎仕様だ。
しかし10Gbpsの有線LANに対応するなど、足回りは万全といえる。
各社特徴があって好き嫌いがあると思うので、最終的にはユーザの好みに合うメーカ製品を選べばよい。
DDRメモリのクロックは今回結構ばらつきがあった。メモリとの相性があるので慎重に選択したい。
またハイエンドでは10Gbpsの有線LANを備えている機種がいくつかあった。将来を見越すと欲しい機能だが、この2,3年でハブが劇的に安くなるとは思えない。
3年後に再度更新するつもりなら時期尚早だろう。
ストレージについては大差ない。今から買うPCにはSATAのSSDではなく、M.2.のSSDで決まりだろう。考えるのは予算に応じてPCIeの世代を3.0/4.0/5.0のどれから選択するかといったところか。PCIe4.0対応のSSDはまだまだ高い。高い理由はよくわからないが、3.0と同じNANDを使っているとしたらコントローラのみになる。量産されたら安くなるだろう。
グラフィック出力も特徴が表れていた。グラボを別途用意する前提なら考慮不要だが、自分のようにゲーミング用途でない人には内蔵グラフィックの機能は重要だ。
ディスプレイの枚数によるが、HDMIあるいはDPとUSB-Cで3枚用意できるものが良いだろう。USB-CはHDMIなどに変換できるのでアダプタさえ買えば問題ない。
ただその手が使えない、GIGABYTEのAORUS ELITE MASTERは最悪の場合はUSB接続のアダプタで、つまりDisplay Linkなどのドライバを入れて使うことになる。
あの手の商品はHDCPに対応していないものが多いので要注意だ。
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