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そろそろデータ保管用自作NASの残容量が危機的なので、ドライブ交換に踏み切った話。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。
前回の話はこちら。
3か月経て何をやっていたかというと、
やはり4TBドライブのプールは壊れてしまっていると判明。
どうやら、8TBドライブでプール構成した際になぜか4TBのドライブが入ってしまったようだ。
Xigma NASのGUIはまあまあ使いやすいが、こういうところがちらほら気になる。
1台のサーバに2つのプールを構築した場合、HDDをケーブルをつないで動くようにしているか否かでadaxなどのデバイス名が変わってしまう。
この辺り改善の余地があるが、まずは関係ないドライブのケーブルはいったん抜いて、8TBドライブだけで作業すべきだった。反省点だ。
なお、8TBはWDのBlueライン、CMRのWD80EAZZだ。最近は円安がちょっと戻ったためか、若干安くなった。
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しかたないので、4TBドライブを8TBに交換する操作を行い、それに先立ち4TBドライブは認識しないようにケーブルを抜いて実施した。
抜いているので、4TB HDDはFAULTEDになっている。
では、いつものように、ZFS>プール>ツール からReplace a deviceを選択する。
HDD故障時と同じ手順で交換する。
念のためForceオプションを設定して強制的に交換する。対象は選択肢なしだが、今回の8TBHDDで作ったプールだ。
続いて、具体的なドライブを指定する。上は交換対象のドライブで、この場合は抜いているのでmissingと表示されている。
下は新しいドライブを指定する。上のドライブは存在しないので、他のドライブからパリティ情報など含めて合成するのだろう。
実行開始。夜のうちに終わっていた。
あれ、8TBのRAID-Zだから32TBのはずなのに、18TBしかない。8TBにして容量が増えたはずなのに。
調べてみたら、プールにフラグがあって、ONになっていたら条件が揃ったら自動で容量を拡張できるそうだ。情報を見るとoffになっている。
コマンドラインで容量拡張を手動でできるようだ。XigmaNASのGUIは便利だがこういうときに困る。結局コマンドラインに頼るしかない。
まずは現状を表示。
zpool online -e <先頭のデバイス名>
GUIに戻って状態を表示。やはりプールの大きさは39.99TBに増えている。36.4TBと異なるのはkBを1,000Byteとするか1,024Byteとするか、というあたりからの差だろう。
とりあえずは目的の8TBのRAID-Zプールができた。
次は4TBの壊滅したプールの復旧かな。
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