スポンサーリンク
先日3TBを8TBに交換して32TBの容量のNASにグレードアップしたばかりなのに、あれれ、エラー?
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。
前回の話はこちら。
8TB のWD80EAZZを5本買ってやっとRAID-Zのプールにできたのだが、その過程で4TBのアーカイブプールを壊してしまった。残念。
気を取り直して、日々のバックアップをしている。
いつものように週末だけ電源を入れてファイルを直接コピーと、EaseUS ToDo Backupでまとめたファイルをコピーしている。
直接コピーは世代管理できないがすぐにアクセスできる。EaseUS Todo Backupで作るファイルは逆に世代管理できる。
定期的にフルバックアップにして、他の週は差分バックアップだ。フルバックアップをとったら、前回のフルバックアップ以降の差分ファイルを消して容量の節約をしている。
定期的にフルバックアップをとるのは、どこかでファイルが壊れて、昔のフルバックアップ+差分では再生できない可能性があるからだ。
これを回避するにはバックアップファイルを二重に持てばいいのだろうが、仕事ではないのでまあいいだろう。
ある日、いつものようにバックアップしたファイルをNASにコピーしていた。いつものはすべてのファイルのコピーに数時間かかる。ふと見ると、あれ、HDDにアクセスしていない。転送スピードを見ると0になっている。
マズイ
管理コンソールを見たら、やっぱり。RAID-ZがDEGRADEDあるいはFAILEDになっていた。
内訳をみると、HDD1台が壊れてそれをきっかけにRAID-Zが停止してしまったようだ。
DEGRADED状態なら読み込みは可能、書き込みは仕様によるが書き込めないわけではない。ただしパリティがないので、書き込み後にエラーになると訂正ができない。したがって早急にドライブ交換が必要だ。
電源を切って再度起動し、再度コピーする。最初は100MB/s弱のスピードで転送しているのだが、10分程度で同様に転送が停止している。
ありゃ。これは本格的にダメだ。
上述のように、壊れたドライブを放置しているとこのプールは使えない。つまりバックアップできない。
しかたないので、あわててセール中の楽天で探してWD80EAZZを購入。たまったポイントで安く買えた。
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
でも待てよ。故障の原因はHDDだけじゃない。
そういえば昔仕事で、他の原因があった。HDD自体には問題がなかったと後でわかったが何度も故障に見舞われた。
それを対策したら、おお、問題なくコピーもできるしRAID-Zも正常のONLINEのままだ。
SMARTでそのHDDをみるが問題なし。
HDDに問題があるときは大体5、194、197あたりが異常値になる。
それ以外の問題では199が0ではない値になることがある。
この図は正常になった後で取得した情報なのですべて正常なのだが、おそらく199が悪かったのだと思う。
SATAケーブルを新品に交換したらあっさりと直ったのだった。
PR