IrvineのもっとPC自作日記
本ページはプロモーションが含まれています。
  
 

【自作NAS】自作NASサーバの構築(9) I/O性能を測定する

 

スポンサーリンク

 
【自作NAS】自作NASサーバの構築(9) I/O性能を測定する
   

やっとできた高速NAS。どのくらい高速なのか測定した話。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。

連載記事はこちら
  
このストレージの記事もチェック!
  

性能測定

Crystal Disk Markで性能を測ってみた。測定は自作メインPCのJisaku6。
スペックは下記の通り。

  • CPU:Corei7-6700K、オーバークロックで4.4GHz
  • メモリ:16GB DDR4-2400
  • マザーボード:GA-Z170X-UD5TH
  • OS:SSD上のWindows10 Pro 1607、64bit
  • LAN:内蔵NIC(1Gbps)

詳細はこちら。

ホストとストレージは同じ1Gbpsのハブに接続している。ホストもストレージもNICは1本で、チーミング設定はない。

(1) 素の性能 圧縮なし、重複排除なし

測定1

測定1

(2)圧縮あり(gzip-8)、重複排除なし

測定2

測定2

(3)圧縮あり(gzip-8)、重複排除あり

アーカイブ目的でこの設定で多用している。1Gbpsの回線の上限に近い。

測定3

測定3

圧縮の有無と重複排除の有無で比較した。シーケンシャルアクセスのQdepth=32ではスループットは大差ない。
Qdepth=1では3%程度の差が出ている。

ランダムライトで圧縮なし、重複排除なしのほうが20%ほど性能が良い。ランダムリードでは10%程度。

圧縮あり、重複排除なしの性能は圧縮なし、重複排除なしより若干性能が良い程度。

したがって今回の目的である家庭内でのNASとしては、圧縮あり、重複排除ありで使っても問題はなさそう。

これで、ReadyNAS104からの移行を開始する。ReadyNASはバックアップとして半年、1年単位でデータを置く予定。

つづく

PR

   
著者プロフィール
irvine
 ソフトウェア設計、ストレージ設計を経てクラウドにかかわる仕事をしている、東京郊外在住のエンジニア。
 仕事でUS,UK,SGなどの国とかかわる。
 自作PC、スマホ、タブレット、AV機器好き。ドラクエウォークはルーチンワーク。Linuxやストレージ、IT業界の動向は興味を持っている。
 新しい機器、サービスに興味あり。年数回のレビュー(自腹購入、ご依頼)と発表されて興味があるものの新製品机上レビューをやっている。
 2022年はJAPANNEXT様のアンバサダーを務めました。
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です