スポンサーリンク
ReadyNASが遅すぎるので、高速なNASサーバを作ろうと考えた話。
きっかけはSkylakeのマザーボードを不本意にも2つ買うことになったためだった。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。
Skylakeが出た際に、すかさずThunderbolt3搭載のGIGABYTE製マザーボード、
GA-Z170X-UD5TH の発売を待って買った。
不幸にしてSkylakeで多発するCPUのピン折れが発生し、あまり待ちたくもなかったので、
同じものをもうひとつ買った。
そしてJisaku6ができ、今はメインPCとして使っている。
年が改まり、しばらくすると代理店がピン折れの無償修理をしてくれるアナウンスがあった。
早速修理を依頼した。
送ってからの対応は素晴らしかった。
そして、使う用途が定まっていない、修理上がりの最新のマザーボードだけが余った。
さて、何に使うか。
数ヶ月かけて考えたが、結論はなかなかでない。
だって、最新のPCは今まで一台だったから。
そしてReadyNASの残容量が10%を切る。
3TBを4つ実装しており、これ以上の拡張は、NASのケースを増やすしかない。でも、
置場所がないなあ。
次、また足りなくなったらどうしよう。
なんて、漠然とした不安がよぎる。
だったら、余っているマザーボードで、NASを作るか。
最近はSDNがらみでスイッチを作るOSSがあるくらいだから、NASもあるだろう。
容量を確保できれば地デジ番組の待避先にもできるかも。
ミドルタワー型なら8台くらいドライブを載せられるかも。
3TBで構成しても、18TBくらいになるかな。
なんて妄想しながら、長い戦いが始まった。
マザーボードがあるとはいえ、下記が必要。
他にOSやアプリ。
全くの思い付きで始めたので、できれば安く済ませたい。
パーツの構成はOSで決まるものがあるので、先に決める。
有料のWindows系のものは、まず落とした。
NAS用途なので、世間の評判からFreeNAS,Open Media Vault,NAS4Freeに絞り混んだ。
3つとも、元はFreeNASから分離したようなもの。
気にすべきは、マザーボード上のNICが認識しない場合があること。
NASって結局ファイルサーバなので、ストレージに関する処理が早ければ、
グラフィック表示や演算は遅くても構わない。
しかも家庭で使うので同時アクセス数はせいぜい10あれば十分だろう。
従い、マザーボードはZ170チップなのにオーバークロックできない安いCPUでいい。
世間の評判から、i3-6100を選択した。
ハイパースレッディング機能はないが、2コアで動作周波数が高い。
最近は安くなったので、とりあえず8GBとした。
最近よく買うTeamにしている。
つづく
PR