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ZPoolの再構築のためいったん古いNASにファイルを移動した話。
NAS4Free/Xigma NASについてのまとめはこちら。
NAS4Freeの3TB Poolを再構築するために4TBの一時Poolに退避したが、
今度は4TB Poolの再構築をするにも置き場所がない。
いろいろ考えて、昔使っていたRockDiskを思い出した。
RockDiskとは、IOデータが挑戦者ブランドで販売した、HDDレスのNAS。
地デジ対応機能はない。その前に使っていた玄人思考のHDDレスのNAS玄箱の
HDDインタフェースがPATAであって、時代がSATAになったことで改めて世間を探したら見つけた。
メディアサーバ機能もあったりしたが、細かいことは忘れている。
最近は全く使っていなかった。
これなら空いているかも。管理画面を表示したら、3TB弱の空きがある。
載っているファイルをNAS4Freeに移動すれば良い。
早速SMBで接続する。
あれ、繋がらない。もしかして。
プログラムと機能>Windowsの機能の追加、からSMB1のアクセスを有効にする。
普段は無効にしている。
これはご存知WannaCryで問題になった際の対策方法だ。
これで接続できた。
早速コピーする。
あれ、20MB/sくらいしか出ない、さすが古いNASは遅い。
NAS4Freeからマウントしてコピーしたかったが、コピーが失敗するので仕方なく
Jisaku6も終夜運転でコピーした。
やっとコピーが終わった。
これで心置きなく、4TBで構成するプールを解体して、5台で再作成できる。
まずは削除。
続いて使ってなかった1台をフォーマットして、5台でプールを作成。
これで16TB弱のRAIDZができた。
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使い道は、重複排除を設定したバックアップファイルの長期アーカイブ。
今までは一定期間を経た場合はReadyNASへ移動していたが、これもかなり遅くなっている。
使いにくくなって来たので、代わりの移動先として作った。
(ReadyNASは別筐体のバックアップ先としてたまに使う予定)
データセットとしてbackupを作り、重複排除などの設定を行い、CIFSサービスにて共有設定を行った。
バックアップファイルは今までどおりEaseUS ToDo Backupでローカルに作成して、手動でNASに移動する。
4世代でフルバックアップを取り直すようにしているが、次のフルバックアップが
置かれたら前のものを重複排除ありの領域に移動する。
この時、Windowsを介すると時間がかかるので、ログインしてシェルコマンドを書いて移動させている。
重複排除のボリュームへの移動は時間がかかる。
これを解決するにはSSDキャッシュを設置するしかないが、もうSATAのインタフェースの空きがない。
なのでこの形態を最終形として運用していく。
何年も騙し騙しで容量不足を回避してきたが、やっと増設できた。
途中でアクセスできなくなって全てのデータが吹っ飛んだと思えたこともあった。
swap領域が食い尽くされたこともあった。
でもなんとか乗り越えて16TB弱の増量ができた。
これでしばらくはバックアップ領域不足で悩むことはないだろう。
やっとできた。疲れた。
次回は性能測定の話。
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